オリーブオイルでも防げる高血圧由来の手のしびれ

生活習慣病は多くの成人がかかってしまう可能性が高いものであり、若いうちは自分には関係のないものと思っていても、歳を取るにつれてそのリスクが高まってきます。そして、気づいたら一つ、また一つと複数の生活習慣病にかかってしまうこともよくあります。生活習慣病は生活習慣に根ざした原因から起こるものであり、互いに関連しあっていることも多いからです。高血圧、脂質異常症、糖尿病という三つの疾患は肥満とも関連して互いに密接な関係にあります。いずれの場合も自覚症状が初期にはほとんどないのが典型的であり、健康診断を受けてみたら突然全てにかかっていたということも珍しいことではありません。あるいは手のしびれを感じて医者にかかったら高血圧と脂質異常症を合併していて動脈硬化が起こっていたということもしばしば見られる状況です。動脈硬化は高血圧でも脂質異常症でもよく見られる合併症であり、身体の各所の動脈で起こる可能性があるものです。両者を合併していると動脈硬化の発症リスクが高まることも知られています。高血圧に対しては降圧剤で血圧を下げ、脂質異常症についてはコレステロールや中性脂肪を減らす食生活を行い、運動によってその消費を促すことが重要になります。食事療法として近年注目されているのがオリーブオイルです。オリーブオイルは油であると考えてしまうと、脂質異常症を悪化させるととらえてしまいがちです。しかし、実際にオリーブオイルを摂取すると血中の脂質の挙動が良くなることが確認されており、普段使っている油をオリーブオイルに切り替えることによって脂質異常症の改善が見込める可能性があります。こういった視点からも治療を目指していくことが生活習慣病の治療には大切でしょう。