高血圧と痔の関係・塩分排出効果が高い果物

高血圧に伴う合併症として、動脈硬化があります。
血圧が高くなると、血管壁に強い力がかかります。血管壁はその圧力に負けないように硬くなるので、動脈硬化が起こります。高血圧と動脈硬化は深い関わりがあり、一方が起こるともう一方の症状の進行スピードを早めてしまいます。
動脈硬化がさらに進むと、その先の血管に血液が流れなくなることもあります。これが脳で起これば脳梗塞、心臓で起これば心筋梗塞が起こる危険性があります。
さらに、肛門付近に血液が流れなくなると、いぼ痔になることがあります。
いぼ痔の原因で多いのは排便時のいきみ、下痢や便秘で肛門のクッション部に負担がかかることですが、高血圧によって肛門部の血液の流れが悪くなり、うっ血して腫れることが悪化させる原因になることもあります。
いぼ痔は、痔のなかで最もよく見られるタイプです。直腸と肛門の皮膚部分との境目(歯上線)よりも上にできるのが内痔核、市場線よりも下の肛門の上皮にできるのが外痔核です。
高血圧によってうっ血性のいぼ痔が起きている場合には、まずは高血圧を改善させることが大切です。血圧を下げる効果が期待できる果物には、キウイフルーツ、梨、バナナ、ぶどう、リンゴ、イチゴ、柿、スイカ、マンゴー、みかん、イチジク、桃、などです。
血圧を上昇させる原因はナトリウムです。ほとんどの果物にはカリウムが含まれていますが、上記の果物は特に含有量が多いです。カリウムを摂取することで、尿量を多くして塩分を体から排出することができます。
また、リンゴやみかんなどに含まれている水溶性食物繊維もナトリウムの排出を促してくれます。
ただし、果物は糖分が多いので食べ過ぎで肥満にならないように気をつけましょう。